バードマンのひらのたけしです
山中育樹園さんの園内部にモルタル造形で作った壁と植栽のコラボレーションでヨーロッパの風景を演出させて頂います。
それでは紹介します。
山中育樹園さんの場所
・営業時間:9時〜18時
・営業日:月曜日〜日曜日
・駐車場完備
山中育樹園さん敷地内モルタル造形の壁制作の流れ
下地制作
元の壁はこん感じです。造園屋さんがブロック積んで、ラスで植栽ポケットを作ってくれました。植栽ポケットは山中育樹園さんのアイデアです。
モルタル造形ができるように下地作りです。Aモルダッシュという下地用のモルタルを3mm塗り、その間にネットを挟んで、再度Aモルダッシュを3mmネットの上に塗ります。
その後、櫛引きしましす。櫛を全体的に横に入れ、翌日モルタル造形を行います。
造形
壁の両サイドは木を造形しました。シンプルの石だけのデザインでも良かったんですが、山中育樹園さんから「自然に作った物ではなく、非現実的デザインを表現して欲しい」というご要望がありました。
木のトップも年輪を造形しています。
植栽ポケット箇所と腰から下は石積みデザインになります。
植栽ポケットがとても独創的ですね。
石積み上部は土壁になります。ボロボロの壁を作りましたが、植栽が活きるように綺麗にボロボロを意識しています。
引きで見た全体壁です。
エイジング塗装
木から塗装はじめました。
次は土壁です。
最後に石積みです。
完成画像
注意している点
配色(色味)
全体的なバランスを考えてエイジング塗装を行います。全ての造形物に濃い色を入れてしまうととても暗く異質に見て美しく見えません。なので、視覚的にバランスを考えています。
デザインイメージ元画像
・木と土壁は南フランスのリヨン郊外ペルージュ村をイメージしました。全てを意識しているわけではなく、ポイントポイントを抜粋して使っています。
・石積みの石の配列はとてもオーソドックな配列で、あまり大きめな石を入れずに積みました。その方が可愛く見えます。特にイメージ画像はないですが、色味に関しては白さを活かしたかったので、南フランスのエズの石色をモチーフにしました。
*上記の画像は自分で現地で撮影したものです。
最後に
植栽が施された壁の見るのがとても楽しみです。花が活きる壁が家の敷地にあると、きっと心が豊かになりますね。
植栽が画像は近日中にアップしたいと思います。
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「モルタル造形の件」と言ってもらえれば分かります。ラインでお気軽にご連絡ください。